はっぴぃブログ
2016年8月1日 月曜日
肩の痛み/①五十肩(症状)
8月1日 月曜日 沖縄市 晴れ 30℃
おはようございます
沖縄市諸見里の はっぴぃ接骨院です!
今日は、、、
*五十肩
五十肩とは、肩周囲の疼痛と肩甲上腕関節の可動域制限を二大症状とし、明確な病態診断をつけることができない疾患群をいいます。
五十肩に病因は不明ですが、その発症には加齢による退行性変性と、それによっておこる肩関節周囲の炎症が関与すると考えられています。
五十肩の特徴は
①中年以降とくに40〜60歳代に好発する
②男女比をとると、やや女性に多い
③発症する体側に左右差はなく、利き腕との関係もない
④いちど五十肩にかかった側の肩に再発をみることはほとんどないが、同時もしくは時に前後して両側に発症することがあります。
五十肩の多くは急性期〜慢性期〜回復期をへて、12〜18ケ月程度で自然治癒します。
五十肩の主症状は、疼痛と可動域制限で急性期と慢性期にみられる症状を分けてみました。
*急性期(疼痛性痙縮期)
・最初はあきらかなきっかけがなく、肩周辺に場所を特定しにくい痛みにはじまることが多く、発症後痛みは急速に悪化し肩関節の炎症による激しい痛みが主症状となります。
・この時期の痛みは、肩関節の炎症による運動時および安静時痛や就寝時の夜間痛で、このため患側を下にした側臥位をとれず、重症の場合は健側の手などで患側の前腕をささえるようになります。
・三角筋部から上腕・肘・前腕橈側にかけて放散痛がみられることがあります。
・疼痛により肩甲上腕関節の可動域制限がおこる。
・肩甲上腕関節の運動をさけようとするため、頸部・背部の筋および関節がその運動をおぎない、頸部・背部の筋の負荷がまして慢性的なこり感や鈍痛を生じるようになります。
・急性期(疼痛性痙縮期)は2〜9ケ月続く。
*慢性期(拘縮期)
・運動時痛および安静時痛が軽くなってくると、症状の中心は関節可動域制限による拘縮となってくる。
可動域制限は、肩関節の外転、内転および外旋などにおこり、さらに痛みによって長期間、肩関節をうごかさないでいると関節包に癒着が生じ、肩関節は筋性拘縮におちいります。
・関節拘縮が進むと、肩関節の外転、外旋位で整髪する動作や外転、内旋位でエプロンや帯を背中でむすぶ動作が困難となります。
・この時期の痛みは、関節拘縮による運動痛が主体となり、三角筋、腱板構成筋など上肢帯筋には非活動性萎縮(廃用性萎縮)がおこる。
・慢性期(拘縮期)は一般に4〜12ヶ月持続し、その後は回復期にはいり、ゆっくりと疼痛や不快感が消失していきます。
今日は、五十肩の特徴や症状についてお話ししましたが、、、
明日は、「五十肩」 の可動域訓練や運動療法! 明日の更新までしばしお待ちを^^
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