はっぴぃブログ
2016年7月29日 金曜日
肩の痛み/石灰沈着性腱板炎(石灰沈着性滑液包炎)
7月29日 金曜日 沖縄市 晴れ 29℃
おはようございます!
今日も肩の痛みについて…
*石灰沈着性腱板炎(石灰沈着性滑液包炎)とは、
石灰沈着性腱板炎は石灰沈着性滑液包炎、石灰沈着性腱炎などともよばれます。これは肩関節腱板やその周辺に、ハイドロキシアパタイトを主体とする石灰が沈着した結果、肩関節周辺に疼痛および運動制限などをおこすものをいいますが、石灰沈着がおこる原因はまだ、明らかとはなっていないようです。
石灰沈着性腱板炎の特徴は、
①急性発症、激痛、夜間痛という特異な臨床症状がおこります。
②40〜50歳代の女性に好発する。
③長時間にわたって上肢外転位を保持し、手の作業をおこなう職業の方に好発する。
症状は〜 多くの場合、初発症状は運動時や夜間におこる肩関節の激痛です。この痛みにより関節可動域は大きく制限され、肩の自動運動はほとんど不能となります。また関節の発赤、腫脹、熱感をともなうこともあります。
石灰沈着性腱板炎は単純X線撮影で診断がでます。
治療法は、保存療法を中心に、安静固定、冷湿布、消炎鎮痛剤投与、局所麻酔剤注射などがおこなわれるようですが、急性期の激痛には、石灰沈着物を除去するために関節穿刺などもおこなわれます。
沈着〜石灰沈着がもっともおこりやすい筋は、棘上筋で、そのつぎに棘下筋です。
激痛〜初期では、石灰は腱板内に沈着するが、これが腱板内から腱板と滑液包床との間に排出されると滑液包炎がおこり、これにより激痛が発生します。その後、石灰は滑液包内に流出し、ここで貧食されて排出され、炎症は鎮静化します。
なんだかの症状があれば、早めの受診!治療!
をお勧めします!
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