はっぴぃブログ
2020年12月23日 水曜日
膝の痛み/変形性膝関節症
12月23日 水曜日 沖縄市 18℃
おはようございます
沖縄県沖縄市諸見里
イオンモール沖縄ライカム近くの
はっぴぃ接骨院です
今日は、、
●膝の痛み
※変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝関節の関節軟骨の変性、
破壊が徐々に進行する退行性変化と、これに伴う
反応性骨増殖と滑膜炎をおこす疾患である。
この退行性変化は進行性であり、加齢とともに
膝関節に高度の変形をもたらす。
◆分類
変形性膝関節症は、基礎疾患なく発症する
一次性のものと、他疾患に続発する二次性のもの
とに分類されます。
1.一次性変形性膝関節症
日本では一次性変形性膝関節症が多い。
その特徴は以下のとおりです。
・中高年に好発し、女性に多い
・中高齢者の整形外科疾患のうち、もっとも頻度の
高い疾患のひとつであり、高齢者の増加とともに
多くなっている
・発症には加齢や肥満ならびに膝の変形などによる
力学的過負荷が大きな要因となる
2.二次性変形性膝関節症
二次性変形性膝関節症の原疾患としては、
膝周囲の骨折、膝関節の半月板損傷、靭帯損傷、
膝関節捻挫、膝蓋骨脱臼などの外傷と、血友病に
よる血腫形成(血友病性関節症)、関節炎などがある
◆症状
変形性膝関節症のおもな症状は、以下のとおりです。
・初期症状——-朝起きてあるきはじめたとき、
膝に違和感をおぼえることが初発症状であることが多い
・疼痛——-初期には歩行開始時・立ち上がり時・
体重負荷時などの動作開始時痛をみる。
病変の進行にともない歩行時、階段昇降時、膝関節屈伸時
などの運動時痛が主体となる。さらに変形が進行すると、
安静時にも疼痛がみられるようになる
・圧痛——-膝関節周囲のさまざまな部位にあらわれる。
とくに大腿脛骨関節面の内側に障害がある場合には、
内側関節裂隙に圧痛があらわれる
・腫脹——-関節水腫(関節水症)などによつておこる。
この場合には膝蓋跳動がみられる
・熱感——-関節面の破壊によっておこる炎症(滑膜炎)
に起因する
・可動域制限——-患者はこれを「正座がしにくい」と
表現することが多い。関節可動域制限は進展・
屈曲いずれの方向にも生じ、これを放置すると
関節拘縮にいたる
・変形——-わが国では大腿脛骨関節面の内側に障害が
おこるタイプが多く、その多くは内反変形をともない、
O脚となる
・筋萎縮——-疼痛などにより下肢の運動量が減ること
により、大腿四頭筋などの筋萎縮がおこる
・側方動揺性——-関節の不安定性が生じると膝関節は
外方へ亜脱臼をおこし、荷重時に下肢の横揺れがおこる
・軋轢音——-関節軟骨が消失している場合には、
骨がきしむような音が生じる
◆問診
問診においては、痛みの出現時期、痛みの種類、
どの様な動作で痛みがでるか、関節腫脹の既往、
歩行時の脱力感や引っかかり感、膝関節の横揺れなどを
聴取する必要がある。
◆検査
変形性膝関節症において必要なけんさとしては、
以下のようなものがある。
・関節液——-関節液は炎黄色透明・粘稠性で、
変性脱落した関節軟骨の破片をふくむことがある
・単純x線撮影——-骨棘形成、関節裂隙狭小化、
軟骨下骨の硬化像をみる。進行すると内反変形や
脛骨の外方亜脱臼をみることがある
・関節造影またはMRI——-軟骨の欠損、半月板の
変性断裂、軟骨下骨組織の変化、
骨髄内変化をとらえるのに有用である
◆徒手検査法
関節水腫(関節水症)の有無をみる徒手検査法
としては、以下のものがあります
・膝蓋跳動——-膝関節内でもっとも容積が大きい
膝蓋上包における液体の貯留をみるテスト法である。
検者は手で膝蓋上部を圧迫して下方に液体を押しやり、
膝蓋骨を浮きあがらせる。ここで反対側の指で膝蓋骨を
上方から軽く圧迫すると弾力感とともに沈下し、
指をはなすと膝蓋骨がもとの位置にはね返ってくるものを
陽性とする
◆治療
変形性膝関節症の治療は以下のような保存療法が中心となる。
ただし保存療法をおこなったにもかかわらず、十分な症状の改善
がえられず、かつ変形が進行し高度な機能障害が生じた場合には
手術がおこなわれる。
・疼痛をやわらげるために非ステロイド性消炎鎮痛薬を内服する
・ステロイド薬の関節内注入は、炎症をしずめるためには有効で
あるが、ステロイド薬は軟骨・骨破壊を助長するため、
使用は極力ひかえる
◆運動療法
変形性膝関節症の運動療法は以下のようにおこなう。
・入浴時に湯舟のなかで、両手で体重をささえながら、下肢の
屈伸運動などをおこなうように指導する。ただしこれは膝に
痛みがでない範囲でゆっくりとおこなう。また膝関節は、な
るべく深く屈曲させるとともに、しっかりと伸展させて大腿
四頭筋とハムストリングスを十分にストレッチする
・膝関節周囲の筋力維持と増強を指導する。これは大腿四頭筋
を中心とし、他に大腿外側・内側の筋群についてもおこなう
ただし関節に痛みのある時は体重の負荷がかからないような
運動療法をおこなう
・痛みが軽くなったときは、歩行運動を開始する。ただし、こ
れは平坦地でおこない、回復とともに徐々に距離・スピ-ド
・持続時間を増すようにする
◆生活指導
変形性膝関節症においては、以下のような点について指導
する必要がある
・一定期間みずからの努力を継続することで、疼痛がかるくなる
ことを説明する
・過度に安静をたもつことは関節拘縮をすすめ、筋力低下をまねく
ことを説明し、強い痛みがでない範囲での可動域訓練や運動療法
は積極的に行うようにうながす
・肥満に対しては減量をうながす
・患部を冷やさないように保護するとともに、入浴時などにはよく
温め、周囲のマッサージをおこなうようにする
違和感・症状・痛み等ございましたら、おはやめの受診を
お勧めいたします
はっぴぃ接骨院では、
保険内治療・保険外治療(自費治療)にて対応しております
また、交通事故治療などの各種保険も取り扱っております
お気軽にお問い合わせください
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