2016年10月25日 火曜日
スポーツの競技別にみたスポーツ外傷②
10月25 火曜日 沖縄市 30℃
おはようございます
沖縄市諸見里
コザ運動公園近くの
はっぴぃ接骨院です
今日も昨日に続き、
* スポーツの競技別にみたスポーツ外傷②
• 使いすぎ症候群
スポーツでの過度のトレーニングなどで
使いすぎ(オーバーユース)によっておこる
スポーツ障害を『使いすぎ症候群』という
ことがあります。
使いすぎ症候群で特徴的にみられる病態
としては、疲労骨折、関節炎、軟骨障害、
靭帯炎、筋の短縮・硬結、腱鞘炎・腱炎
などがあります。
スポーツ競技とスポーツ外傷
Ⅲ. 上腕・前腕・手
⒈ 上腕骨の骨幹部骨折
上腕骨の骨幹部骨折は、20〜30歳代の
青壮年の野球でおこることがあります。
これを投球骨折とよぶことがあります!
(投球骨折[上腕骨の骨幹部骨折]は、本格的
プレーヤーに発生することは少なく、草野球
程度のプレーヤーの投手、捕手、外野手に
発生する。多くは投球の加速期に、上腕骨
遠位端に回旋力が加わり、三角筋停止部の
末梢で螺旋骨折を生じる。このためしばしば
橈骨神経麻痺を合併することがあります。)
⒉ 上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折は小児に多くおこり、鉄棒
など高所から落下したとき、またはスポーツ時
の転倒で肘をつくことにより生じる
3 肘関節脱臼
肘関節脱臼は転倒することのあるすべての
スポーツで起こりうる
⒋ 野球肘
野球肘とは、その投球動作によって生ずる肘
関節障害の総称で、野球肘の特徴は、
・ 成長期におこる野球肘では、上腕骨の内側
上顆骨端線や小頭、尺骨の肘頭の骨化障害や、
上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎を呈する
・ 成人におこる野球肘では、変形性関節症や
肘頭疲労骨折などが生じる
(野球肘は、投球時に肘関節が外反ストレス[尺
骨には牽引力、橈側には圧縮力]が生じ、肘伸
展時の肘頭の尺側・先端は肘頭窩に強く押しつ
けられる)
* 離断性骨軟骨炎: 離断性骨軟骨炎は、骨端炎の一種
で関節面に繰り返し加わる剪断力などによって、
関節内の軟骨下骨に離断が生じ、関節内遊離体
となる疾患です。これは肘関節、股関節、膝関節
などに好発し、15~20歳の男性に多いですが、
高年齢者や小児でもみられます。疼痛は主に
運動痛で、軽度である事が多いです。
⒌ テニス肘
テニスによって生ずる肘関節障害を『テニス
肘』と総称し、テニス肘の特徴は、
・ テニス肘でもっとも多いのは、ラケットを
握る動作(把持動作)や手関節屈伸運動の繰り返し
によっておこる上腕骨外側上顆炎で、これは
バックハンド(外側型)・テニス肘とも呼ばれ、
中高年でテニスを始めた人に多く見られます。
この場に障害されるのは短橈側手根伸筋を中心
とする手関節(前腕)の伸筋群である。このため
これらの腱が付着する上腕骨外側上顆に疼痛が
生じます。
・ テニス肘では、上腕骨内側上顆部に疼痛を
きたすものもあり、これは上腕骨内側上顆炎で、
フォアハンド(内側型)・テニス肘とも呼ばれ、
この場合に障害されるのは、手関節(前腕)の
屈筋群や円回内筋で、これらの腱が付着する
上腕骨内側上顆に疼痛が生じる
⒍ ゴルフ肘
ゴルフでは上腕骨内側上顆炎がみられること
があり、これをゴルフ肘といいます。
ゴルフのスイング中にゴルフクラブの先端で
地面をたたいたり、スイングを途中で急激に
制動したとき、その衝撃が利き腕の肘関節内側に
つたわり、回内屈筋群の筋・筋膜損傷をおこした
ものです。また、ボールを打つ瞬間に上腕骨外顆
部に起始する手関節伸筋群が引っ張られるために
非利き腕側の上腕骨外顆部に痛みが出る場合があ
ります。
⒎ 舟状骨骨折
舟状骨骨折は、転倒や落下時に手関節背屈位
で転倒をついたときにおこります。
明日は、
骨盤・股関節・大腿部・膝・下腿・足の外傷です
はっぴぃ接骨院では、
保険内治療・保険外治療(自費治療)にて
対応しています
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