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はっぴぃブログ

2016年8月9日 火曜日

辛い変形関節症、ヘパーデン結節・ブシャール結節を知っていますか?

8月9日 火曜日 沖縄市 晴れ 30℃

おはようございます!

沖縄市諸見里 コザ運動公園近くのはっぴぃ接骨院です!

本日は昨日の大荒れの天気とは変わって晴れていて気持ちも清々しいですね^^

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さて、本日の「病名を紐解く」ですが、ヘパーデン結節ブシャール結節のお話をしますね!

「ヘパーデン結節」という病名を聞いたことがあると思いますが、変形性関節症の一つで この病気の研究をしていた報告者の ヘパーデン氏 の名前から 「ヘパーデン結節」と呼ばれるようになったようです!

ヘパーデン結節ブシャール結節は、手指におこる原因不明の変形性関節症ですが、ヘパーデン結節は、指の先の関節、 遠位指節間関節(DIP関節)にみられるもので、ブシャール結節は、指の先からの2番目の関節、近位指節間関節(PIP関節)にみられるものをいいます。
ヘパーデン結節ブシャール結節の特徴は、閉経期以降の女性に多く、ブシャール結節よりもヘパーデン結節の方が多くみられます。

ヘパーデン結節ブシャール結節は、初期にこわばり感や疼痛があり、発赤や腫脹、熱感をともないます。

それから、関節裂隙の狭小化と骨棘形成にともない、指節間関節は軽度屈曲するようになります。結節は初期には比較的やわらかいが、数ヶ月から数年の経過のうちに骨、軟骨が肥厚し硬くなり、この時期には疼痛はほとんど消失して関節変形の進行もとまるようです!

治療法は、、
ヘパーデン結節ブシャール結節の発症初期は、安静にして、テーピング固定などをおこないます!

痛み!治療法!などにお困りの場合には、お気軽にご相談して下さいね!

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投稿者 沖縄市のはっぴぃ接骨院 | 記事URL

2016年8月8日 月曜日

変形性足関節症・変形性肘関節症とは?

8月8日 月曜日 沖縄市 雲/雨 28℃

おはようございます!

沖縄市諸見里 コザ運動公園近くの
はっぴぃ接骨院です!

週末から今朝も、すごい雨ですね!
お出かけの際には、気をつけてお出かけ下さい!

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本日の病名を紐解くは、「変形性足関節症」「変形性肘関節症」について解説できればと、、、

変形性足関節症(へんけいせいあしかんせつしょう)は、足関節における退行性疾患で、足関節は強固な構造をもつため「変形性足関節症」はほかの荷重関節にくらべ一次性(突発性)が少なくないです。
大部分は二次性のもので、足関節の脱臼、骨折、靭帯損傷などの外傷、感染や麻痺などに続発します

変形性足関節症の症状は、足関節部の疼痛、変形、腫脹、可動域制限を呈し局所熱感や圧痛があり、足関節痛は初期では歩行開始時や起立時のみにみられますが、進行すると長時間に立位動作や歩行後にもあらわれるようになり、歩行時に持続痛をうったえ、疼痛性跛行を呈するようになります

足関節の可動域制限は、背屈制限がいちじるしく、不安定性を呈する場合には軋轢音を認め、病状の進行にともない関節炎症状も増悪します。
変形性足関節症の治療法は、基本的には保存的治療をおこないますが、進行した場合の末期において高度の機能障害におちいった場合には手術を行う場合もありますが、力学的負荷を軽減させるため生活指導や運動療法などで肥満に対する注意も必要です。

変形性肘関節症(へんけいせいひじかんせつしょう)は肘関節の関節軟骨の退行変性に反応性の増殖性変化をともなう疾患です。
変形性肘関節症の主な原因は、「関節内骨折」、「靭帯損傷」などの外傷、スポーツ、振動工具の反復使用などの機械的損傷のほか、「関節炎」、「離断性骨軟骨炎」などが原因となります。

変形性肘関節症の症状は、肘関節の疼痛と可動域制限が徐々にあらわれる、とくに肘の関節運動後に疼痛と屈曲、伸展制限があるが前腕回旋は障害されない。

また、尺骨神経溝に骨棘形成がおこると、尺骨神経の絞扼性神経障害である肘部管症候群をともなうことがあります。変形性肘関節症の診断は、関節可動域制限、単純X線所見による関節裂隙の狭小化や骨棘形成などにもとずいておこないます。
治療法は、自覚症状が軽度であれば保存療法をおこないます。すなわち局所の安静、消炎鎮痛剤の内服や外用や理学療法などをおこないますが、関節炎、変形性関節症などの場合にもその周囲の筋の増強や徒手療法などの治療法も効果的です!

当院でも「変形性足関節症」「変形性肘関節症」の両症状への治療・ケアを行っておりますので、ブログをみて気になったことや、整形外科等で同症状を指摘された場合はお気兼ねなくご相談下さい!

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2016年8月6日 土曜日

変形性膝関節症ってなに?

8月6日 土曜日 沖縄市 晴れ 31℃

おはようございます!

沖縄市諸見里 コザ運動公園近くの
はっぴぃ接骨院です!

今日は、「変形性膝関節症」をご紹介させて頂きます!

変形性膝関節症とは、膝関節の関節軟骨の変性、破壊が徐々に進行する退行性変化と、これにともなう反応性骨増殖と滑膜炎をおこす疾患です
この退行性変化は進行性であり、加齢とともに膝関節に高度の変形をもたらします。

変形性膝関節症は、基礎疾患なく発症する一次性のものと、他疾患に続発する二次性のものに分けられますので下記で分けて解説してみます!

1. 一次性変形性膝関節症とは、
日本では一次性変形性膝関節症が多く
・中高年に好発し、女性に多い
・ 中高齢者の整形外科疾患で、もっとも頻度の高い疾患のひとつです
・発症には加齢や肥満ならびに膝の変形などによる力学的過負荷が大きな要因となります。

2. 二次性変形性膝関節症とは、
二次性変形性膝関節症の疾患としては、膝周囲の骨折、膝関節の半月板損傷、靭帯損傷、膝関節捻挫、膝蓋骨脱臼などの外傷と、血友病による血腫形成(血友病性関節症)、関節炎などがあります。

変形性膝関節症のおもな症状は、、
初発症状-—-朝起きてあるきはじめたとき、膝に違和感をおぼえることが初発症状であることが多い
疼痛-—-初期には歩行開始時、立ち上がり時、体重負荷時などの動作開始時痛をみる。病変の進行にともない歩行時、階段昇降時、膝関節屈伸時などの運動時痛が主体となります。
圧痛—–膝関節周囲のさまざまな部位にあらわれる、とくに大腿脛骨関節面の内側に障害がある場合には、内側関節裂隙に圧痛があらわれる
腫脹—–関節水腫(関節水症)などによっておこり、膝蓋跳動がみられる
熱感—–関節面の破壊によっておこる炎症(滑膜炎)に起因する
可動域制限—–「正座がしにくい」と表現することが多いが、関節可動域制限は伸展、屈曲いずれの方向にも生じ、これを放置すると関節拘縮にいたる
変形—–大体脛骨関節面の内側に障害がおこるタイプが多く、その多くは内反変形をともない、o脚になる
筋萎縮—–疼痛などにより下肢の運動量が減ることにより、大腿四頭筋などの筋萎縮がおこる

などの症状があります!
違和感、痛みなど感じたら早めの受診、治療をお勧めします!
当院でも「変形性膝関節症」の治療・ケアを行っておりますので、ブログをみて気になったことや、整形外科等で同症状を指摘された場合はお気兼ねなくご相談下さい!

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2016年8月5日 金曜日

変形性股関節症をご存知ですか?

8月5日 金曜日 沖縄市 雨 26℃

おはようございます!

沖縄市諸見里の はっぴぃ接骨院です!

昨日は、変形性関節症のお話しをしましたが今日は、変形性関節症

変形性関節症は、関節軟骨が退行変性をおこして摩耗した結果、関節を構成する骨組織(大腿骨頭、寛骨臼)、関節包、腱および筋にさまざまな影響がおよび、股関節の支持性および可動性が障害される疾患です。

変形性関節症は、一次性変形性股関節症と二次性変形性股関節症とに分類されますが、一次性変形性股関節症は、日本では非常に少なく、年齢的には中高年にかぎられます。
二次性変形性股関節症は、変形性股関節症のほとんどをしめ、中高年に好発しますが10〜20歳代でも発症することもまれではないようです!

原因疾患としては、、
・もっとも多いのは先天性股関節脱臼および先天性臼蓋形成不全です。変形性股関節症は女性に多いですが、その理由はこれらの基礎疾患が女児に多いためだといわれているようです!
・その他に化膿性股関節炎、ペルテス病、外傷なども原因疾患となります。

変形性股関節症の症状は、、
・初発症状は股関節部の易疲労性や歩行痛であることが多い
・病初期の痛みは、歩行時など股関節負荷時に膝から鼠径部および股関節部にかけてあらわれるが、進行期や末期になると、強い疼痛が長期間持続することもあります
・あぐらの格好ができなくなる。(股関節の屈曲、外転、回旋などの関節可動域制限がみられる)
・疼痛性跛行を呈する
・股関節の変形にともない股関節外転筋(中臀筋など)の筋力低下がおこると、トレンデレンブルグ歩行を呈する。

治療法は、疼痛と日常生活の障害の程度に応じて保存的治療をおこなうが、多くは進行し末期において高度の機能障害におちいった場合には人工股関節全置換術などをおこなうようです!

変形性股関節症の日常生活での注意点、気をつけることは、、
・股関節へかかる負荷を減少させるため、杖や装具の使用をするとともに、スポーツなどは禁止する
・体重の増量には気をつける
・患部を冷やさないように保護するとともに、入浴しなどにはよくあたため、周囲のマッサージなどをおこなう
股関節周囲の筋力維持と増強を目標に筋力トレーニングをおこなう(大腿外則の筋群を中心に体重の負荷がかからないようにおこなう)

身体の、痛み!
治療法!
運動法! にお困りなら、お気軽にご相談下さい!
当院でも「変形性関節症」への治療・ケアを行っておりますので、ブログをみて気になったことや、整形外科等で同症状を指摘された場合はお気兼ねなくご相談下さい!

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2016年8月4日 木曜日

変形性関節症を知ってますか?

8月4日 木曜日 沖縄市 雲/雨 27℃

おはようございます!

沖縄市諸見里 はっぴぃ接骨院です!
本日は曇り空ですね(泣)
運転等十分お気をつけ下さい!

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さて、今日の「病名を紐解く」は、、、

変形性関節症についてです!

変形性関節症とは⁈
関節に慢性の退行性変化および増殖性変化が同時におこり、関節の形態が変化する疾患です。

変形性関節症の退行性変化は40歳代前半ごろからはじまり、進行すると関節軟骨が摩耗、欠損し次第に骨が露出します。そこに骨棘形成、滑膜の増生、関節包の肥厚、萎縮などの増殖性変化がおこり、しだいに関節の形態が変化していきます

変形性関節症は、一次性と二次性のもの、また原因不明のものとに大別されます。
1. 一次性変形性関節症とは、
中年以降にみられ、老化現象に力学的ストレスがくわわって発症するものです。とくに膝関節(変形性膝関節症)に好発します。また、一次性変形性関節症は成人の半数以上で、いずれかの関節におこっているといわれています。

2. 二次性変形性関節症とは、
年代にかかわらず若年者にもみられ、関節の外傷、形態異常、疾患、代謝異常などに続発して生じるものです。
代表的な二次性変形性関節症は、
・先天性股関節脱臼、先天性臼蓋形成不全やペルテス病に続発する変形性股関節症
・慢性関節リウマチにおける手関節の尺則偏位、指関節のスワン・ネック変形、ボタンホール変形など
・骨粗鬆症に続発する変形性脊椎症(円背、亀背)
・膝関節の半月板損傷、靭帯損傷、膝関節捻挫などに続発する変形性膝関節症
・血友病に続発する膝、足、肘関節の二次性変形性関節症(血友病性関節症)
・骨端部骨折または関節内骨折に続発する二次性変形性関節症

3. 原因不明の関節症とは、
原因不明の変形性関節症としてはヘパーデン結節とブシャール結節があります。

変形性関節症に共通してみられる症状としては、初期には関節のこわばりを呈し、しだいに運動時の痛み関節可動域制限、関節の腫脹をみるようになります。
また動作開始時痛や軋轢音をともなうこともあります、さらに関節周囲の筋に、筋力低下があらわれ、これらの痛みが長時間持続すると関節拘縮をきたします

治療法には、手術や薬物療法、理学療法などがありますが、筋力強化や関節拘縮の予防を目的として行う、運動療法もあります!

身体の痛み!治療!などでお困りの際は
お気軽にご相談下さい!

はっぴぃ接骨院、本日木曜日の営業は18時終了です!

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2016年8月3日 水曜日

関節可動域の異常/関節炎について

8月3日 水曜日 沖縄市 晴れ 31℃

おはようございます!

沖縄市諸見里の はっぴぃ接骨院です!

毎日、暑い日が続いていますが 暑さ対策、熱中症にも気をつけてくださいね!

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肩の痛みについてお話ししてきましたが、今日は関節可動域の異常や関節炎のお話しをしていきたいと思います!

*関節可動域の異常
関節可動域の異常とは、、
関節拘縮 ——- 関節以外の障害によって関節可動域が制限されたり、失われたりするものをいいます。
関節強直 ——- 関節を構成する要素の障害によって関節可動域が制限されたり、失われるものをいいます。
・過剰な可動性 — 関節が本来そなえている可動域をこえて動くものをいいます。その代表例としては膝関節における反張膝があげられます。

関節拘縮とは、関節包やその外側の軟部組織が収縮し関節の可動性が減少、消失した状態をいいます。
関節拘縮の原因には、先天性のものもあるが、後天性のもののほうがはるかに多い。後天性の関節拘縮は、外傷、炎症、血行障害、神経障害、手術などによる麻痺や関節の固定状態が持続することによって生じる。
また、関節およびその周囲の浮腫や疼痛によって、関節を長期間うごかさないことによって発生することもあります

関節強直とは、関節包内の骨または軟骨などに病変が生じ、関節自体が癒着して可動性が失われた状態をいいます。原因の多くは外傷性関節損傷、化膿性関節炎のあとや慢性関節疾患などによって後天的におこります。

*関節炎
関節の内側は軟骨と滑液により関節腔が形成され、この関節腔内におきた炎症を関節炎といいます。 原因〜関節は運動によりつねに機械的刺激をうけているので、容易に炎症をおこしやすいです。関節炎の原因としては感染、外傷、アレルギー、代謝異常、自己免疫疾患などがあります

関節炎は長期におよぶと変形性関節症をきたしやすく、症状は 関節の腫脹、疼痛(関節痛)、局所の熱感、運動機能障害などがあります。

また、感染以外が原因となる関節炎としては、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、進行性全身性硬化症(強皮症)、皮膚筋炎、多発性筋炎、強直性脊椎炎、痛風などがあります。

はっぴぃ接骨院!
本日も、通常通り営業しております!

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2016年8月2日 火曜日

肩の痛み/②五十肩(運動療法・治療法)

8月2日 火曜日 沖縄市 晴れ 31℃

おはようございます!

沖縄市諸見里コザしんきんスタジアム近くの
はっぴぃ接骨院です!

本日は快晴ですね^^
熱中症に気をつけましょう!

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今日も、引き続き「五十肩」についてお話させていただきます^^

*五十肩の可動域訓練と運動療法は、、
①急性期
・急性期における関節可動域訓練は、拘縮予防のためできるかぎり早期に開始する。また、可動域制限を予防するためであっても、強い疼痛をおこす運動をしいることは損傷部を刺激し炎症をひろげ疼痛や関節可動域制限を助長することになります
そのためこの時期の訓練には負荷を用いず、痛みがおこらない範囲で行います。

②慢性期
・慢性期におこなう可動域訓練と運動療法は、回復の程度に応じて段階的にすすめていきます
・痛みがあとに残ったり息をとめるほど強い運動をおこなうことは関節の損傷を助長し逆効果になるので、正しい運動のやり方をおこなうために指導を受ける必要があります。
・慢性期にはいり痛みが軽減したら肩関節の回旋、挙上を中心とした肩関節の伸長法(ストレッチ訓練)を開始する。これによって癒着部分をおだやかに伸長し、可動域を改善し、肩関節の正常な動きをとりもどすようにします。
・棒体操を行うのも良いです。両手で長さ1くらいの棒を肩幅よりやや広くにぎり、両側肘関節を屈曲、伸展したり、肘関節伸展位で棒をさまざまな方向に動かす運動である。この運動の主な目的は肩関節の屈曲、外旋、内旋などをおこない、関節可動域を改善する運動療法に、徒手療法なども取り入れるとより効果的な改善があります。

痛みや、運動方法など、治療法にお困りの場合には、「はっぴぃ接骨院」にご相談を!
当院でも「肩の痛み」、「五十肩」等の症状への治療・ケアを行っておりますので、ブログをみて気になったことや、整形外科等で同症状を指摘された場合はお気兼ねなくご相談下さい!

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2016年8月1日 月曜日

肩の痛み/①五十肩(症状)

8月1日 月曜日 沖縄市 晴れ 30℃

おはようございます

沖縄市諸見里の はっぴぃ接骨院です!

今日は、、、
*五十肩
五十肩とは、肩周囲の疼痛と肩甲上腕関節の可動域制限を二大症状とし、明確な病態診断をつけることができない疾患群をいいます。
五十肩に病因は不明ですが、その発症には加齢による退行性変性と、それによっておこる肩関節周囲の炎症が関与すると考えられています。
五十肩の特徴は
①中年以降とくに40〜60歳代に好発する
②男女比をとると、やや女性に多い
③発症する体側に左右差はなく、利き腕との関係もない
④いちど五十肩にかかった側の肩に再発をみることはほとんどないが、同時もしくは時に前後して両側に発症することがあります。

五十肩の多くは急性期〜慢性期〜回復期をへて、12〜18ケ月程度で自然治癒します。

五十肩の主症状は、疼痛と可動域制限で急性期と慢性期にみられる症状を分けてみました。
*急性期(疼痛性痙縮期)
・最初はあきらかなきっかけがなく、肩周辺に場所を特定しにくい痛みにはじまることが多く、発症後痛みは急速に悪化し肩関節の炎症による激しい痛みが主症状となります。
・この時期の痛みは、肩関節の炎症による運動時および安静時痛や就寝時の夜間痛で、このため患側を下にした側臥位をとれず、重症の場合は健側の手などで患側の前腕をささえるようになります。
・三角筋部から上腕・肘・前腕橈側にかけて放散痛がみられることがあります。
・疼痛により肩甲上腕関節の可動域制限がおこる。
・肩甲上腕関節の運動をさけようとするため、頸部・背部の筋および関節がその運動をおぎない、頸部・背部の筋の負荷がまして慢性的なこり感や鈍痛を生じるようになります。
・急性期(疼痛性痙縮期)は2〜9ケ月続く。

*慢性期(拘縮期)
・運動時痛および安静時痛が軽くなってくると、症状の中心は関節可動域制限による拘縮となってくる。
可動域制限は、肩関節の外転、内転および外旋などにおこり、さらに痛みによって長期間、肩関節をうごかさないでいると関節包に癒着が生じ、肩関節は筋性拘縮におちいります
・関節拘縮が進むと、肩関節の外転、外旋位で整髪する動作や外転、内旋位でエプロンや帯を背中でむすぶ動作が困難となります。
・この時期の痛みは、関節拘縮による運動痛が主体となり、三角筋、腱板構成筋など上肢帯筋には非活動性萎縮(廃用性萎縮)がおこる。
・慢性期(拘縮期)は一般に4〜12ヶ月持続し、その後は回復期にはいり、ゆっくりと疼痛や不快感が消失していきます。

今日は、五十肩の特徴や症状についてお話ししましたが、、、
明日は、「五十肩」 の可動域訓練や運動療法! 明日の更新までしばしお待ちを^^

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2016年7月30日 土曜日

肩痛/腱板断裂(腱板損傷)

7月30日 土曜日 沖縄市 雲/雨 27℃

おはようございます!

沖縄市諸見里 コザ運動公園近くの
はっぴぃ接骨院です!

今日は…
*腱板断裂(腱板損傷)
腱板と肩峰下滑液包は、肩峰と烏口肩峰アーチとその下にある上腕骨大結節との間にはさまれています。腱板はこのような構造的特徴により退行性変化をおこしやすく、その進行によりわずかな外力でも損傷をうけることになります。腱板損傷は軽度であれば腱板炎を呈するが断裂することもあります。

・腱板断裂または腱板損傷の特徴としては
①40歳以降におこりやすい
②棘上筋腱に好発
③肩関節周囲炎のうちでも鑑別診断がつきにくく、五十肩と混同されやすい(腱板断裂の診断は、単純X線撮影、肩関節造影、MRIなどがもちいられます。ただし軽度の腱板断裂では五十肩との鑑別が困難なことがあります)

・治療法
腱板断裂では保存的治療を中心におこない、急性期には強い痛みをともなう動作を禁止して、保温用サポーターなどにより保温をはかる。
また拘縮をきたさないように可動域改善訓練をおこなう。

断裂 : 腱板全層にわたって断裂がおこる完全断裂と、一部の連続がたもたれている不全断裂とがあります。腱断裂の治癒過程は不明な点が多いが腱自体に再生能力はないと考えられています。
腱断裂の場合は、腱の癒合と周囲組織との癒着を防止して滑走組織を残すことが重要です。

身体の、 違和感! 痛み!
を感じたら、
早めの受診! 治療!
をお勧めします!

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2016年7月29日 金曜日

肩の痛み/石灰沈着性腱板炎(石灰沈着性滑液包炎)

7月29日 金曜日 沖縄市 晴れ 29℃

おはようございます!

今日も肩の痛みについて…
*石灰沈着性腱板炎(石灰沈着性滑液包炎)とは、
石灰沈着性腱板炎は石灰沈着性滑液包炎、石灰沈着性腱炎などともよばれます。これは肩関節腱板やその周辺に、ハイドロキシアパタイトを主体とする石灰が沈着した結果、肩関節周辺に疼痛および運動制限などをおこすものをいいますが、石灰沈着がおこる原因はまだ、明らかとはなっていないようです。

石灰沈着性腱板炎の特徴は、
①急性発症、激痛、夜間痛という特異な臨床症状がおこります。
②40〜50歳代の女性に好発する。
③長時間にわたって上肢外転位を保持し、手の作業をおこなう職業の方に好発する。
症状は〜 多くの場合、初発症状は運動時や夜間におこる肩関節の激痛です。この痛みにより関節可動域は大きく制限され、肩の自動運動はほとんど不能となります。また関節の発赤、腫脹、熱感をともなうこともあります。
石灰沈着性腱板炎は単純X線撮影で診断がでます。

治療法は、保存療法を中心に、安静固定、冷湿布、消炎鎮痛剤投与、局所麻酔剤注射などがおこなわれるようですが、急性期の激痛には、石灰沈着物を除去するために関節穿刺などもおこなわれます。

沈着〜石灰沈着がもっともおこりやすい筋は、棘上筋で、そのつぎに棘下筋です。

激痛〜初期では、石灰は腱板内に沈着するが、これが腱板内から腱板と滑液包床との間に排出されると滑液包炎がおこり、これにより激痛が発生します。その後、石灰は滑液包内に流出し、ここで貧食されて排出され、炎症は鎮静化します。

なんだかの症状があれば、早めの受診!治療!
をお勧めします!

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